東京応化工業株式会社とAIメカテック株式会社との協業に関するお知らせ
東京応化工業株式会社(本社:川崎市中原区 / 社長 種市順昭、以下「当社」といいます。)は本日開催の取締役会において、AIメカテック株式会社(本社:茨城県龍ケ崎市 / 社長 阿部猪佐雄、以下「AIメカテック」といいます。)との間で、当社がAIメカテックに譲渡する当社プロセス機器事業本部が営む半導体用・ディスプレイ用装置と当社材料の伴走型サポートによる価値共創(以下、「本件協業」といいます。)に向け、協業に関する基本契約書(以下「本件協業基本契約」といいます。)を締結することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 本件協業の背景
当社グループは、2030年のありたい姿である「豊かな未来、社会の期待に化学で応える“The e-Material Global CompanyⓇ”」(注)という経営ビジョンの下、収益力・キャッシュ創出力の強化を達成し企業価値の向上を図るため、事業の選択と集中を模索してまいりました。
この度、当社は、経営資源を中核の材料事業に集中するため、当社の装置事業(一部を除く)を、微細塗布技術や高精度貼り合わせ技術をコア技術として、液晶パネル製造装置等の開発、設計、製造、販売、アフターサービスを国内外で展開し、高度な技術力と顧客サポート力を備えた装置メーカーであるAIメカテックに譲渡することを決定するとともに(当該譲渡に係る決定の詳細については、2022年9月26日付の当社プレスリリース「会社分割及び株式譲渡による装置事業(一部を除く)の譲渡に関するお知らせ」をご参照ください。)、当社の材料事業とAIメカテックに譲渡後の対象事業の協業を企図した本件協業を行うことで、当社とAIメカテックで新たなM&E(Materials and Equipment)戦略の発展が期待されると考えたことから、本件協業を行うことを決定いたしました。
(注)「e-Material」とは「Electronic material(電子材料)」のことをいいます。
2. 今後の見通し
当社及びAIメカテックは、本件協業基本契約締結日後速やかに協業検討委員会を設置することを合意しており、両社の経営資源・ノウハウを最大限活用し、両グループの企業価値の最大化を図るべく、その具体的な方法及び内容について、継続して協議を進める予定です。
なお、本件協業に関する今期の当社業績への影響につきましては軽微であると見込んでおりますが、現在精査中であり、公表すべき事項が発生した場合には、速やかに公表いたします。
(左から当社代表取締役 取締役社長の種市、AIメカテック 代表取締役社長の阿部様)
AIメカテック株式会社 概要
商 号 AIメカテック株式会社
AIMECHATEC, Ltd.
所在地 〒301-0852 茨城県龍ケ崎市向陽台五丁目2番地
TEL : 0297-62-9111 FAX : 0297-62-9136
資本金 4億5千万円
事業内容 電子部品製造装置、周辺機器の設計・製造・販売及びアフターサービス
代表者 代表取締役社長 阿部 猪佐雄