ナノ膜の大面積化(タブレットサイズ)に成功

事業情報

東京応化工業株式会社(本社:川崎市中原区/社長:阿久津郁夫)は、独立行政法人理化学研究所より、「理研ベンチャー」の認定を受けた株式会社ナノメンブレン(本社:福岡市東区/代表:国武豊喜)の協力のもと、ナノメートル厚みという極限的な薄膜であるナノ膜(薄さ100ナノメートル以下)の大面積化に成功し、サンプル提供を開始したことをお知らせいたします。今回の成果により、半導体や環境・エネルギーなど様々な分野での用途開発を進める事で、ナノ膜の実用化に貢献していきたいと考えています。

 

ポイント

●有機材料、無機材料および複合材料等の機能性材料を用いたナノ膜(100nm以下)を製造

●10cm×10cm以上の膜面積を実現

●ナノ膜単独で取り扱うことができる自立フィルムとしてサンプル提供を開始

ナノ膜の断面図

ナノ膜の断面図

図① ナノ膜の外観(膜面積10cm×10cm) 図② ナノ膜の断面図(膜厚100nm)

用途開発事例

 
図③ 用途開発事例
選択的ガス透過膜モジュール試作品
 

本件に関する問い合わせ先
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E-Mail : tok_bd@tok.co.jp

(報道担当)広報部
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