報告書(株主通信)2024年12月期中間報告書
「TOK Vision 2030」の実現に向けた戦略的投資
当社グループは、データ通信量の飛躍的な上昇、それを支える半導体の需要急増と市場規模の拡大など今後の市場環境等 を鑑みて、2024年2月に長期ビジョン「TOK Vision 2030」の2030年度における売上高を2,000億円から3,500億円へと大幅に引き上げました。このような背景から、tok中期計画2024(2022年度~2024年度)で計画していた設備投資額を当 初計画の450億円から569億円(計画)まで増額し、売上高3,500億円を支える生産体制の構築に向けて取り組んでいます。
戦略的投資を進める一方、工場の老朽化や従業員の高齢化など生産現場で抱えるさまざまな問題を解決するために、 DXを推進して生産拠点のリノベーションにも取り組んでいます。
なお、リノベーションは、グループ全体で最適な生産体制を構築していくために、主力工場に生産を集約させること で資産効率性を最大化する拠点集約型のフォトレジスト、お客様の傍で生産し、効率的に供給する地産地消型の高純度 化学薬品といった2つの方向性から進めてまいります。
当社グループが将来への積極的な戦略的投資を継続するには「キャッシュ創出力」が鍵を握ります。左のページにあ るように大規模な設備投資を実施していく中で、増加していく減価償却費によって見えにくくなる「キャッシュ創出 力」を明確にするために、KPIとしてEBITDAを取り入れています。2030年にはEBITDA 770億円を目指しています。
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